良☆☆☆☆

雨に唄えば (1952) SINGIN’ IN THE RAIN
ケリーとレイノルズのロマンスを描いた名作ミュージカル。どしゃ降りの雨の中、『雨に唄えば』をケリーが歌い踊るシーンは有名なシーン。

ベン・ハー (1959) BEN-HUR
ユダヤの豪族の息子、ベン・ハーの数奇な運命を通してローマの圧政とキリストの最期を描いた一大スペクタクル。戦車競技のシーンはあまりにも有名。アカデミー賞史上最多の11部門受賞。

アパートの鍵貸します (1960) THE APARTMENT
B・ワイルダー監督による都会派コメディの代表作。主人公バドのやるせなさを見事に体現しているJ・レモン、S・マクレーンの可愛らしさに注目!

マイ・フェア・レディ (1964) MY FAIR LADY
オードリー・ヘプバーン主演のミュージカル映画の大作。ロンドンの下町、夜の巷で花を売っていた少女イライザ。そこへたまたま通りかかったヘンリー・ヒギンズは、彼女の余りにもひどい訛りに対し、正しい発声と淑女としての行儀を身に付けさせると断言する。

ゴッドファーザー (1972) THE GODFATHER
冒頭の圧倒的な実在感で繰り広げられる結婚式のシーン、映画のプロデューサーを脅す為に彼の愛馬の首がベッドから現れるショッキングなシーン、ビトーが果物屋の店先で撃たれるシーン、マイケルが深夜に重体の父が入院中の病院を見舞って警察とグルになった対抗組織の襲撃計画を間一髪でかわすスリリングなシーン、マイケルがレストランで対抗組織のボスとそれと結ぶ警部を射殺するまでのシ-ン、ソニーが有料道路の料金所で蜂の巣になる壮絶なシーン、ラスト近くの洗礼と殺戮、緻密な人間描写、重厚な人間関係など見どころ満載!

ペーパー・ムーン (1973) PAPER MOON
モノクロの映像が30年代の雰囲気を巧みに伝える、心温まるロード・ムービー。大人を手玉にとるT・オニールの演技がスゴイ。ライオン・オニール父娘の共演作。

ゴッドファーザーPART II (1974) THE GODFATHER: PART II
亡き父のあとを継ぎドンとなったマイケルの苦悩と復讐を、父ビトーの少年時代からやがて一大ファミリーを築くまでのエピソードを交えて描いた「ゴッドファーザー」の第2作。一般的に認識されている凡庸な続編とは違う!

レインマン (1988) RAIN MAN
自由奔放な青年が重度の自閉症の兄と出会って心を開き、忘れていた愛情を取り戻して行く過程を描いた心暖まる感動のロード・ムービー。T・クルーズとD・ホフマンが徐々に心を交わして行く展開に注目。

ミシシッピー・バーニング (1988) Mississippi Burning
1964年の夏、行方を絶った三人の公民権運動家の捜査にミシシッピーにやって来た二人のFBIエージェントの、予想以上に厚い人種差別の壁に阻まられながらの捜査を描いた社会派サスペンスの一級品。実話を基にした脚本は人種問題と捜査劇を巧みに織り混ぜており、南部出身の捜査官に扮したG・ハックマンのパワフルな演技も見応えがある。

羊たちの沈黙 (1990) THE SILENCE OF THE LAMBS
トマス・ハリスのベストセラーを完全映画化。若き女性FBIに扮したJ・フォスターとレクター役A・ホプキンスの存在感、二人の会話シーンのテンションの高さに注目!

セント・オブ・ウーマン/夢の香り (1992) SCENT OF A WOMAN
気難しく人間嫌いな全盲の退役軍人と、心優しいエリート寄宿学校の苦学生との年齢差を越えた友情を描き出した感動作。A・パチーノの熱演やC・オドネルのさわやかな演技に注目。

めぐり逢えたら (1993) SLEEPLESS IN SEATTLE
T・ハンクスとM・ライアンが、二人が一瞬の擦れ違いを除いてラストまで一度も会わないという面白い映画に仕上がっている。妻を失ったヤモメの男が、あるクリスマスの晩にラジオ番組でその心情を切々と語る。遠く離れた地でこの番組を聞いた婚期ギリギリのOLが彼に共鳴し、婚約者を振り切ってヤモメ男にコンタクトしようとする。

フィラデルフィア (1993) PHILADELPHIA
エイズで死にゆくトム・ハンクスの、不当解雇の法廷闘争を支える人々の描写が感動的。俗っぽい黒人専門の弁護士に扮する、もう一方の主役D・ワシントンもよい。

パルプ・フィクション (1994) PULP FICTION
Q・タランティーノが描いたバイオレンス・アクション。強盗の計画を立てているカップルを導入部に、盗まれたトランクを取り戻そうとする二人組のギャング、ビンセントとジュールス。ボスの情婦と一晩のデートをするハメになるビンセント。ボクシングの八百長試合で金を受け取るボクサーのブッチ。誤って人を殺し血塗れになった車の処理に右往左往するビンセントとジュールス。ギャングのボス、マーセルス。これらの物語がラストに向けて収束していく。スピード感溢れる描写とセリフの数々は面白い。

ショーシャンクの空に (1994) THE SHAWSHANK REDEMPTION
S・キングの短編小説を原作とした“刑務所”映画の傑作。奇妙な友情を育んでいくT・ロビンスとM・フリーマンの二人の芝居が素晴らしい。

フォレスト・ガンプ/一期一会 (1994) FORREST GUMP
知能指数は人より劣るが、足の早さとその誠実さは天下一品という一風変わった主人公フォレスト・ガンプの半生を、時代を象徴する“事件”とヒット・ナンバーで綴った心暖まるヒューマン・ファンタジー。

ブレイブハート (1995) BRAVEHEART
家族を皆殺しにされ、故郷を離れ成長したウォレスは、イングランドへの怨念と復讐に燃え反抗軍を組織。愛国心に溢れ、現状打破を求めるスコットランドの民衆は、彼のカリスマ性と指導力にひかれ続々と集まってくる。中でも戦闘シーンがスゴイ。数千人のエキストラを使ったそうだ。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち (1997) GOOD WILL HUNTING
深い心の傷を負った天才青年と、同じく失意の中にいた精神分析医がお互いにあらたな旅立ちを自覚して成長してゆく姿を描く感動のヒューマン・ドラマ。

グラディエーター (2000) GLADIATOR
古代ローマ帝国を舞台に、陰謀に陥れられた英雄騎士の死闘をダイナミックに描く。無敵の剣闘士役を演じた、ラッセル・クロウとCGで描かれた巨大コロシアムや剣闘シーンの迫力映像も見どころ。

アメリ (2001) LE FABULEUX DESTIN D’AMELIE POULAIN
空想好きのちょっと変わった女の子の恋の道行きを、遊び心いっぱいにチャーミングに描いた心暖まるコメディ。表面的にはひたすら陽に徹した傑作ファンタジー。

ラブ・アクチュアリー (2003年)Love Actually
クリスマスを目前にしたロンドンを舞台に、男女19人が織りなす恋愛模様を同時進行で描かれたラブコメ映画。ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、エマ・トンプソンなど英国人俳優が出演。全編とにかくクサイの一言なのだが面白かった。美男美女だらけではなく、普通の人々の普通の恋だから共感できたのかもしれない。

美術館の隣の動物園 (1998)
結婚式のカメラマンをしているチュニはシナリオライターを目指して日夜ラブストーリーの脚本を執筆中。ある日、彼女が家に帰ると見知らぬ男性がいる。チョルスと名乗るその男は以前そこの部屋に住んでいた女性と恋人だったらしい。彼女は別の男と結婚してしまったらしいのだが、チョルスは彼女が戻るまでここを離れないと言い張る。そうしてチュニとチョルスの奇妙な共同生活が始まる。「八月のクリスマス」のシム・ウナ主演のラブ・ストーリー。個人的に一番好きな韓国映画。

猟奇的な彼女 (2001)
韓国で大ヒットしたキュートなラブ・コメディ。インターネットの掲示板に投稿された奇妙な体験談が話題を呼び、後に単行本化されベストセラーとなった物語が原作で、実に絶妙なプラトニック映画である。

山の郵便配達 (1999)
中国山間部に暮らす郵便配達人の父と家族の絆を描いた感動作。親子関係について考えさせられてしまった。個人的に一番好きな中国映画。

白い巨塔 (1966)
国立浪速大学医学部第一外科の東教授の後任人事を巡って対立が持ち上がる。教授選挙は関西医学会、斯界の権威・東都大学教授の思惑を巻き込み大波乱になる。そして、財前はある癌患者への検査を怠り死に至らせ、裁判に巻き込まれる…。

ハッシュ! (2001)
30代のゲイカップルとひとりの女性が子作りを巡って繰り広げる紆余曲折を描く異色ドラマ。“孤独”を自らの宿命と半ば諦めてしまった3人の主人公が再び勇気をもって生きていく。ユーモアいっぱいで笑える映画。







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